2004-03-25 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
○国務大臣(亀井善之君) この制度、一つは一般財源化の人件費の問題と併せて発生予察制度、こういう問題と、正にこれは天気予報の病害虫版と、こう申してもよろしいような病害虫の発生状況や、あるいは作物の生育状況と、また病害虫の発生に大きく影響を与えます気象条件、気象の必要な調査と、このデータを解析する、また病害虫の発生を予測すると、こういう点から、正に病害虫の発生予察と、これは先ほども申し上げましたとおり
○国務大臣(亀井善之君) この制度、一つは一般財源化の人件費の問題と併せて発生予察制度、こういう問題と、正にこれは天気予報の病害虫版と、こう申してもよろしいような病害虫の発生状況や、あるいは作物の生育状況と、また病害虫の発生に大きく影響を与えます気象条件、気象の必要な調査と、このデータを解析する、また病害虫の発生を予測すると、こういう点から、正に病害虫の発生予察と、これは先ほども申し上げましたとおり
○倉石国務大臣 できるだけこの病害虫が発生しないようにいたすことは政府も心がけておるわけでありますが、お話のように、予察制度というものを実施する段階までにはただいまいっておりませんが、御承知のように、いまいろいろ試験を実施しておるわけであります。
将来、前の問題としてはやはり予察制度というものをぜひ実現しない限りは、これはもうどうにもならない、こういう気がいたしておるわけでありますので、防除政策の中で、予防措置というものをまず考えてもらいたい、これを第一点に大臣にぜひ御配慮願いたい。
○柴田委員 この問題をあなたと論争しておると、一日かかると私は思っておるので、たいていで切らなければならぬと思っておるのですが、提案説明の中で、老齢木から幼齢木のほうに移行してきた、こういう説明を受けたのですが、老齢木から幼齢木に移行してくるような時代になって、そういう心配があるならば、なぜ予察制度をこしらえないのかという気がするのです。
次に、前回も中村委員のほうから予察制度の問題についてずいぶんと論議がかわされたようでありますが、そのことをあえて私は重複をするつもりはありません。しかし、これに関連をいたしまして若干質疑をしてみたいと思うのでありますけれども、予察というのは不可能なのかどうか、絶対不可能だと言い切れるのかどうか、この点についてお伺いしておきます。
○村田秀三君 そうしますと、それは、予察制度というものがなければならないと考えてこれから研究をしていく、こういうことでありますね。で、ただいまも長官がおっしゃいましたが、発生消長調査ですか、これは打ち切られた形になっておるわけでありますが、もうこれは今後の研究に一つの前提となるデーターができたから、あとは必要ないんだ、もうあとは研究にまかせるだけなんだ、こういう意味ですか、その点をひとつ……。
○政府委員(若林正武君) 予察制度が可能かどうかという問題でございまするが、中村先生の御質問のときにもお答え申し上げましたように、その前提となりまする発生消長調査というものを実は昭和三十四年から昨年にかけまして、実施をしてまいったわけでございますが、この発生消長調査の結果に基づきまして、森林病害虫——まあ法定病害虫でございまするが——の一部のものにつきましては、この防除の要否ということが数ヵ月前に判定
○政府委員(若林正武君) 先生から御指摘のございましたように、発生予察制度の必要性ということにつきまして私どもも痛感をいたしておりまして、昭和三十四年からその前提になりまする発生消長調査というものを実施いたしてまいったのでございます。
したがって、予察制度の必要を強調し、お認めになるならば、やはり科学的な基礎の上に立たなければ予察制度は確立されないのでありまするから、今後、この問題について、これで打ち切って何とか考えます、何とかやらなければなりませんということで終わりますならば、被害が出た、さあ防除体制だということだけに今後何十年間も追われるのでありまして、したがって、被害を最小限度に食いとめることにきゅうきゅうとして、根本的な解決
○中村波男君 ただいま大臣からも予察制度の必要についてはお認めいただいたわけでありますが、申し上げますまでもなく、農業部門では植物防疫法によりまして不十分とはいいながら予察制度を規定いたして、相当な実効をあげておるわけであります。
そのほか病虫害におきましては、発生予察制度というものを設けまして、全國に相当多くの人を配置して、早期にこれを発見して、かつ対策を講ずる施設もいたしておるわけであります。そのほか増産の施設をあげればたくさんあるわけでありますが、ここにある文字について申し上げればそういうことであります。